薪にかかるお金について
続いて「薪にかかるお金問題」についても解説していきたいと思います。
薪ストーブに使用する薪は一般的には「広葉樹」が使われるのですが、筆者が調べてみたところ相場は「1箱(7㎏から8kgほど)500~800円となっていました。
ちなみに、私が利用している業者もこの相場の範囲内でした。一安心(笑)
次に私が住んでいる地域の森林組合の価格を調べてみました。
結果、
・1束(約40cm、直径約20cmの薪が10本前後)……600~700円
・1パレット(だいだい30束分)……15,000円前後
とのこと。
森林組合で買う場合、パレットでまとめ買いをすればかなりお得なる計算ですね。
これをもとに費用の計算をすると、
・1日(6~8時間使用)……1,000~2,500円前後
・1カ月……3万~7万円前後
となります。
う~ん……こうしてみると、なかなか高額ですよね。
・パレット売りが多いのはなぜ?
「ホームページを見ていると、『㎡単位』での金額ばかり出てくる……」
というお声を聞くことがあるのですが、これには木材ならではの理由があるんです。
実は木は水分を多く含んでおり、雨季などは湿気が多く、水分をたくさん含み膨らみます。反対に冬季など乾燥している時期になると、薪はカラッカラになって体積が少なくなります。
同じ本数でも時間の経過、湿気によって重量が変化してしまうため、「体積」で販売が行われているんですね。